立体トラス/ルナントラス/ローコスト鉄骨造でコストダウン!

ルナントラスの秘密

  • HOME »
  • ルナントラスの秘密

ルナントラスの秘密をご紹介いたします。

ルナントラス(特許取得済)は先代の代表取締役が開発したものです。

しかし当初は先代代表自身も、

まさか自分がトラスの開発をすることになろうとは思っていませんでした。

昭和50年代の話です。

目次

くる日もくる日も

先代代表は構造設計を得意としておりました。

そして、茨城を代表するような企業の工場の構造計算も当時行っておりました。

ある課題にいつも苦労して構造設計をする日々。

当時はパソコンもない時代ですので、電卓は使いますが、いわゆる手計算で構造計算を行っていた時代です。

「ある課題」とは、ローコストな鉄骨平屋工場の設計です。

くる日もくる日も、「部材断面を少しでも小さくすことができないか?」という要求に応えてきました。そんな中、

通常のH形鋼などの在来鉄骨では
限界があることに気がつきます。

在来の鉄骨造にとらわれず、鋼材量を減らし構造上効率の良い最適な構造はどのようなものか?

最終的な答えは、立体トラスでした。

ただ、部材がいくら細くなって鋼材量が減ったとしても、当時も今もシステムトラスなどの立体トラスはとても高価で工場や倉庫などで使うにはコストがまったく合いません。

そこで、研究と開発を繰り返し、その結果生まれたのがルナントラスです。

このたった一行の上の文章の中には、さまざまなドラマがあったのですがここでは割愛します。

でもこれはお伝えしておきます。

ルナントラスの開発がやっと終わったころは、すでに時代が変わってしまいました。

前出の企業の工場建設の需要も無くなっていました。

そこで、一般向けにこの技術を提供することとなり現在に至ります。

なぜルナントラスで鉄骨造平屋がコストダウンできるか?

down

なぜ、ルナントラスでコストダウンができるか?

よく尋ねられる質問です。

実はその答えは明快です。

それは鉄骨の鋼材量が減るからです。

鋼材量が減ると何が起こるか。

まず、自重が減りますので構造設計時の地震力が減ります。

そして、自重と地震力が減ると基礎が小さくなります。

結果、基礎を含めた建屋全体の構造体のコストが安くなります。

この話をすると、普段コスト要求されていない恵まれた環境の設計者の中にはピンと来ない人もいるかもしれません。

ただ、忘れてならないのは鉄骨造の平屋という条件においては、

屋根自重のほとんどが鉄骨自重であるという事実です。

鉄骨造平屋の工場の場合、

屋根の自重は、鉄骨を除けば軽い折板屋根だけです。

天井を張ったとしても天井の自重は小さいのでコストUPにはなりにくいです。

また、店舗でエアコンが必要な場合であっても、エアコン自重などたかが知れてます。

鉄骨造平屋建の場合、鉄骨自重の割合が大きいためこれを減らすことが重要となります

鋼材量を減らすことができるルナントラスを適用する意味。

これを理解いただけるかと思います。 

ローコストとかコストダウンて言うけど結局いくらなの?

ルナントラス部材の坪単価(m2単価)ですが

柱スパンや積雪量にもよりますので

見積りが必要になります。

目安としては

折板屋根くらいの坪単価(m2単価)です。

ただし、いわゆる設計単価ではなく

実行単価(実際の取引単価)のほうです。

あなたが建築業者(設計事務所を含む)で

この話を聞いて、

もし今、自分の顔を鏡で見たとき、

こんな顔をしていないとしたら・・・

この先の文章を読んでも

残念ながら、得るものはあまりないかと思われます。

決してふざけているのではなく、

当社としてもこの先、

対応コストかかってしまいますし、

何よりそのかたの貴重な時間を奪ってしまい、

たいへん申し訳ないので、

このままこのページを閉じていただいて結構です。

上記単価の意味と重さを理解できるかたのみ

次を読み進めてください。

コストダウンは上物だけで基礎は別。それじゃ意味が無いですよね?

よくある鉄骨ローコスト工法にありがちなことです。

店舗、工場、倉庫の建屋の鉄骨部分は安くなります。

ただし、基礎を含まない上物だけです。

それではコストダウンの手抜きです。

基礎は建築コストの中での大きなウェイトを占めます。

基礎のコストダウン無しで、建屋全体のローコスト化などあり得ません。

もちろん、通常の鉄骨ローコスト工法などでも

鋼材量を減らすなどして、その分の基礎は小さくなるかもしれません。

でもルナントラスの場合は

まったく意味が異なります。

ルナントラスは立体トラスです。

立体トラスの構造的な効率を最大限に引き出した設計を行います。

長くなりますので詳細は説明しませんが、

ルナントラスならではの特徴。

そして当社のこれまでの経験と技術に基づくノウハウ。

この結果がルナントラスによる

基礎のコストダウンなのです。

基礎費が半減する。

にわかには信じがたいことが実現するのも

このルナントラスの秘密によるものなのです。

杭打ちが不要になるとしたら

在来鉄骨造だと杭打ちが必要だったものが

ルナントラスの採用により杭打ちが不要になる。

これは良くあるケースです。

この場合の

コストダウン効果は絶大です

杭打ちが必要だったものが不要になったときの

そのコストインパクトを想像してみてください。

繰り返しますが、

これはレアケースではありません。

実際に良くあるケースです。

冷めたピザ

coldpizza

どんなに安くても冷めたピザを出されたら困ります。

そんなものは安かろう悪かろうの世界です。

どんなにコスト的に優れた工法であっても工期がかかるようでは、冷めたピザと同じです。

いったん工事が始まれば、工期はコスト以上の意味を持つ重要な要素です。

ルナントラスはこの点でも在来鉄骨造と比較して優位性があります。

確認申請が終了と同時にトラス部材発注~加工を始めます。

基礎が仕上がるころ、場合によっては基礎工事と同時にトラスの組み立てが始まります。

意匠設計事務所との連携、施工業者の段取り。

これにより在来鉄骨造と同じかそれ以上の工期短縮が可能です。

(有)ルナン研究所は建材屋ではありません

truss

誤解があってはいけないので当社が提供するものを説明します。

当社が提供するものは3つです。

 1.ルナントラスの提供(ボルトを含む)

 2.構造設計の提供

 3.組み立て指導の提供です。

上記の3番目の項目を見て気づかれたかも知れませんが、

当社は工事業者ではありません。

トラスの組み立て工事は通常ゼネコン手配の鉄骨業者、鳶が行います。

だれでも組立ができる

ルナントラスの組み立ては誰でもできます。

誰でもと言っても通常は鳶が行います。

一般的に、立体トラスのような特殊な工法の場合、専任の組み立て班が組み立てを行います。

しかし、ルナントラスの場合は、一般的なハイテンションボルト接合であるため、鳶であれば十分組み立てが可能です。

建築確認申請は大丈夫?

建築確認で問題になったことは一度もありません。

これまで数多くの建築確認申請で、構造審査は100%パスしております。

もちろん、いわゆる適判(構造計算適合性判定)行きの物件も100%パスしております。

どんな物件でも、当社、構造設計一級建築士が対応いたします。

当社が提供するもの

RIMG0380

当社が提供するものをもう少し詳しく説明します。

ルナントラスの提供(ボルトを含む)

ルナントラス部材のパイプと継手を提供します。トラスの組み立てに必要なハイテンションボルトも当社から提供します。

構造設計の提供

ルナントラスの構造は特殊であること、また、これまで培ったローコストのノウハウがありますのでルナントラスが関わる構造設計はすべて当社にて提供します。ただし、意匠設計は当社では行っておりません。

組み立て指導の提供

すでに説明させていただいたとおり、組み立てはゼネコン手配の鳶が行います。最初は組み立てに戸惑うこともあろうかと思いますので、事前に十分な説明を行います。さらに必要であれば当社から現場へ組み立て指導に行きます。初めてであっても工事は十分可能ですのでこの点はご安心下さい。

 トラス部材が細すぎる

「トラス部材が細いですね」

その言葉の裏には、安かろう悪かろうを本気で心配しているのかも知れません。

時に直感は重要な意味を持ちます。

ただ、残念ながら直感がすべてとは限りません。

ルナントラスはあらゆる条件で十分な検討を行っております。

長期荷重および短期的な外力である地震力、風圧力、積雪荷重など。

様々な条件を想定し、これらに対しすべて詳細に解析を行います。

これにより構造安全性が確保されております。

問題なのは構造上耐力が十分なのか否かです。

見た目の太さなどまったく意味を持ちません。

データに裏付けされた工学的根拠を信じるか、自分の直感を信じるか。

もちろん人の直感を批判するつもりはまったくございません。

自由に判断していただければと思います。

そんなにイイものなら施工実績が全国各地にあるはずですよね?

japanmap

全国に施工実績があるのか?

これもよく尋ねられる質問のひとつです

ルナントラスの施工実績はすでに全国にあります。

北は北海道から、本州、四国、九州の各地に施工実績があります。

ただ、全ての都道府県で実績があるわけではありません。

2つの数字をご紹介いたします。

25年

10年ひと昔とよく言われます。

しかし、ルナントラスの1棟目が建てられたのは

1995年ですので、

25年以上前です。

1棟目以来、着実に実績を積み重ねてきました。

0.3%

ついでにもう一つ数字をご紹介します。

0.3%という数字ですが、

これは会社設立から20年後の企業の存続率です。

20年という期間を超えることができない企業は、

全体の99.7%です。

ほとんどの企業が消えていく現実があります。

当社はおかげさまで28年目(2023年時点)となります。

着実に実績を重ねないことにはできない数字なのです。

マイクロソフト社の創業者のビル・ゲイツもこんなことを言ってます。

「私は5年間急成長する企業には驚かないが、20年、30年にわたって継続的に優れた成果を出している企業には非常に興味がある。要は、永続性のメカニズムが埋め込まれているかどうかなのだ。」

20年という時間には重みがあるのです。

施工実績を延々と説明するよりも

事実は何よりもの確実な証となるので

2つの数字を紹介させていただきました。

ちょっと余談ですが、

沖縄での施工実績はありませんが、依頼により検討したことがあります。

沖縄の場合、風圧が大きいため強いためルナントラスは逆に不利になります。

なぜなら、屋根自重が軽いと吹上げ時の風圧検討時に不利だからです。

沖縄に関しては屋根自重が重い在来鉄骨造や鉄筋コンクリート造のほうが吹き上げの風荷重に対しては有利に働きます。

施工実績の話に戻します。

施工実績は意外に思われる人も多いのですが各地にあります。

「全国に施工実績があるのはわかった。

でも・・・・・腑に落ちない。」

ルナントラスが本当にいいものなら
もっと普及してるずだ

あるいは、

誰もルナントラスなんて知らないし、
そもそも普及してないじゃないか?

おそらく、こう思われているのかも知れません。

なぜルナントラスは普及しないの?

変なふうに解釈されても困るのですが、本当に正直に申し上げます。

普及したら困るんです。

ご存じの通り当社は大企業ではありません。

会社の規模を大きくすることなく、こなすことができる仕事量。

これには当然のことながら制限があります。

第一、仕事が増えると短納期に対応できなります。

そうすると今の顧客に迷惑をかけることになります。

もっと言うと、

適正な仕事量となる受注量というものが存在します。

ここに、ルナントラスが普及しない理由があります。

おそらく、当社が許容できる受注量の何倍もの仕事をこなしたとしても、皆が実感できるほど普及していると感じられることは今後もないでしょう。

普及しない理由はもう一つあります。

基本的に当社は営業活動をしておりません。

あるのは、つい先日まで時代遅れのホームページであったこのホームページ(現在は新しくしました)のみです。

正直、このホームページも、下手にホームページを立派なものにして問い合わせが増えてしまっても、効率が悪く対応コストがかかってしまいます。

だから、時代遅れのホームページのままでも良かったのですが、あまりにも前時代的だという意見もあり、全面的にページを改めることにしました。

話を戻します。営業が必要のない理由です。

ありがたいことにリピーターの企業様の存在。

また、営業はしてなくてもクチコミのおかげもあります。

でも、決して殿様商売のようなことをしているわけではありません。

対応できなくなるから営業してないだけです。

そんなに上手い話はない

そうかもしれませんね。

このページでこれまでルナントラスについて、

できるだけわかりやすく説明してきました。

残念ですがこれまでの説明で理解していただけない場合、

どんなに説明を重ねてもお互い時間のムダになってしまいます。

人は誰でも、その物事が信頼できないと思っていると、

どんな説明を聞いたとしても、それを受け入れることができません。

ですから、どのような実績があっても、

例えそれが、建築面積13000㎡を超えるショッピングセンター全体の実績であっても

満足することはないでしょう。

半信半疑の状態で仮にこちらに見積依頼をしていただいても、

出来ない理由を探すための材料探しにしかなりません。

たいへん申し訳ありませんが、

こちらの業務にもさしつかえますので、

他のローコストな工法をお探しいただければと思います。

さいごに

このルナントラスを販売する上でひとつの自負があります。

それは、

世界で最も売るのが難しいものの一つを売っている

という自負です。

ネットショッピングでページを見ながら気に入ったら、購入ボタンをクリックすると翌日商品がやってくるようなものであれば、どんなに楽なことでしょうか。

まず、ルナントラスを理解していただいて、最適に意匠設計していただき、効率の良い工程で、段取りの良い施工。

そうしたチームワークで結果的に得られるものが、ルナントラスによるコストダウンであり工期短縮なのです。

当然のことながら当社のみで行えるものではありません。

チームワークが必要であり重要なのです。

そして、

当社はこれに応えるだけの

経験と実績がございます。

以上のことが理解できるお取引様限定でルナントラスの販売をしております。

そうした真のパートナーにふさわしいお取引様のみ、お問い合わせフォームからご連絡ください。

ただ、あらかじめお詫び申し上げなければならないのですが、

いつでも新規取引先を募集しているわけではありません。

すでに説明させていただいたように、

既存のリピートいただいてる取引先がございます。

また当社ができる仕事量は決まっております。

新規取引先のための枠は多くありません。

当社が設けた制限に達した段階で、

新規取引先の受け入れをストップします。

これは既存の取引先に迷惑をかけないようにするための配慮です。

受け入れをストップせざるを得ない場合はご容赦下さい。

(場合によっては昔のホームページに戻すかもしれません)

TEL O29-241-4O46 受付時間 9:30~18:00

PAGETOP
Copyright © 有限会社ルナン研究所 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.